「プラセンタ」は今ではかなり有名な成分ですよね。
でもプラセンタについて詳しく知らない方も多いんじゃないでしょうか?
実はこのプラセンタ、特に
50代以上の方にかなりおススメ
なんです!!
プラセンタとは?
プラセンタとは「胎盤」のことなんです。
胎盤は赤ちゃんの成長に不可欠な栄養をたくさん持っています。
人間以外の動物は、出産後胎盤を食べたりします。
このことから、化学が進化する前から胎盤の効果は注目され、
中国では漢方として使われていました。
プラセンタの成分
プラセンタにはたんぱく質やアミノ酸、ビタミンに酵素など健康や美容に
良いと言われている成分がたくさん入っているのです。
また、近年注目されている「成長因子(グロスファクター)」も
含まれており、エイジングケア効果に高い期待がよせられています。
プラセンタの歴史
クレオパトラや楊貴妃、マリーアントワネットなども使っていたと
伝えられています。
その真偽はわかりませんが、歴代の名だたる美女たちが使っていたと
言われるほどプラセンタはすごい!ということですね。
近代的な研究の先駆けはロシアだと言われており、旧ソ連時代に
火傷治療のため国家機密でプラセンタを開発しました。
それほどプラセンタは皮膚の再生能力が高いのです。
プラセンタの種類
プラセンタは胎盤のことでしたね。
ここで疑問が浮かびませんか?
市販されているプラセンタって誰の胎盤?と。
■豚プラセンタ
最も一般的なのが豚プラセンタです。
豚は1年に2回10頭くらい出産するので、とれる胎盤が多く値段も手ごろ。
ただ豚は病気にかかりやすく、ワクチンなどを接種されることから
安全性に不安が残るとも言われています。
ただしこれは育った環境に大きく左右されるので、きちんと管理された
豚なら安全性も問題ありませんが、値段は上がります。
■馬プラセンタ
豚についで最近普及しているのが馬プラセンタです。
豚に比べてアミノ酸の種類や量が多く、妊娠期間が11ヵ月と長いうえに
1年に1頭しか出産しないので、その値段は高額なものが多いです。
また、馬は病気にもかかりにくく、血統がはっきりしているサラブレッドの
胎盤が使用されるために安全性の面でも優秀です。
■羊プラセンタ
海外では人気の羊プラセンタですが、日本ではあまり流通していません。
羊プラセンタはアミノ酸の構造が人間と似ているため体に馴染みやすいのですが、
狂牛病により牛プラセンタが禁止になったことで、それに近い羊プラセンタにも
規制がかかったのです。
しかしながら、羊は病気にかかりにくく安全性は高いと言われています。
■ヒトプラセンタ
医薬品としてのみの使用となるため、化粧品やサプリには使われていません。
医療機関で注射として用いられます。
人間同士ですから馴染みも良く、医薬品として使われるため検査もしっかり
行われているので安全性も高いと言われていますが、
感染症や副作用のリスクは否めません。
また、一部の治療を除いて美容目的のプラセンタ注射は保険適用外となります。
■植物プラセンタ
最近よく聞くようになった植物プラセンタ。
正確には他のプラセンタとは違います。
植物の胎盤と言われる胎座という部分が使われますが、
成長因子を持っていないためその効果は他の動物性プラセンタと
比べると劣るといえるでしょう。
まとめ
プラセンタとは胎盤のことで、その種類は豚・馬・羊・ヒト・植物があります。
健康や美容に良いと言われる成分をたくさん含んでいるプラセンタは、
総合的なエイジングケアが期待できる大注目の成分です!